辛ささえも通過点にしたい 増田三莉音

昨日5月17日は、味の素スタジアムにて、 
乃木坂46 13th BIRTHDAY LIVE
初日でした。
初めて先輩方と立たせていただくステージ。
初披露の会開催をお知らせいただいたときとはまた違った、大きな緊張感が、この期間、常にありました。

特にステージ裏の入口前で待機しているあの時間は、もう何も考えられないし頭も回らない、というほど緊張していて、知らないうちに涙が溢れています。
ですが、時間になってステージ上にあがると、いつの間にか涙は止まっているし、心臓の鼓動も少し和らいでいるんです。

もちろんそれは、みなさんの存在のおかげなんです。
みなさんが笑顔で、全力で、私たちを迎え入れてくださるから、わたしたちの緊張もほぐれて行くんだと感じています(*´`)
ありがとうございます。


初披露の会が終わってから、体力づくりのために、最近まで、私の人生で触れることは無いだろうと思っていたランニングを始めてみたり、基礎レッスンで教わった筋トレを毎日続けてみたりと、同期のみんなより、体力も筋力も、何もかもが劣っている分、基礎的なところを鍛えてみたりしています。

けれど、正直、
すぐに成果がでるものではないと分かってはいても、今までの人生ではありえなかった量の練習を重ねて、必死に、みんなに追いつこうとしているつもりでも、成長しているのか、していないのか分からないほどのクオリティにしか到達出来ていない自分に、何度も嫌気がさして、夜中に床に座り込んでは1人で号泣することが何度もありました。

数年後、わたしはどんな人間に、そしてアイドルに、なれているのか、
自分でも全く想像がつきません。
けれど、今の私の映像を見て、または、今の私を思い出して、微笑むことが出来るほど、大きく成長していたいです。

そうなってみせます。



今のわたしは、何もかもまだまだ出来ていなくて、未完成すぎる人間だと、分かっています。
ポジティブに考えると、もはや、出来ないだらけの私には、失うものがないから、ここからは伸びるだけだと、最近はそう考えるようにして自主練に励んでいます。


オーディションに合格してから今日まで、起こる全てのことが初めての経験で、目まぐるしくも新鮮な毎日を送らせていただいています。本当に有り難すぎる毎日だということを、どんなに疲れているときでも、決して見失いたくないし、忘れたくないです。


1分1秒、そしてこの瞬間をも大切に、これから始まる、「乃木坂46の増田三莉音」として過ごす時間を、一歩づつ噛み締めて、歩いてゆきたいと思っています。
少しづつになってしまうかもしれませんが、私と一緒に歩んでくださると嬉しいです。

いつも、本当にありがとうございます。
みなさんのお言葉に、お力をいただいていますorz。


そして、過去の自分や記憶に囚われすぎず、これからは、「乃木坂46の増田三莉音です。」と胸を張って言えるような人間になれるよう、日々学んでいきます📚。